葉月のスキズキ

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<<   作成日時 : 2016/08/18 18:54   >>

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しょっちゅう口にしているし、このブログでも書いたことがあるけど、現代人を苦しめる代表的なものが二つ、国と銀行(巨大資本)この二つがなくなったら、人類の苦労のうち半分以上は消えてなくなるのではないだろうか。

その二つの巨大なシステムが共に限界に近づいていて、何やら壮絶な争いとも呼べそうなものを繰り広げているようにも感じられる昨今。争いの末に共倒れになってくれれば目出度いがそんなに都合よく行くものでもないだろうけど。

大雑把に言って(私の言うこともやることも雑なのはいつものことだが)、19世紀以来、一部の巨大金融資本は大方の国家より大きくなり、国家を道具にして人々の対立を煽りさらに巨額の利益を手にするようになったと思う。
その状態が2世紀以上も続いていたわけだが、昨今そのバランスが怪しくなってきている。

これは国家側が強くなった(いわば議会が選挙民の要望に沿った政策を選択できるようになった)というわけではなく、金融システムがすっかり制度疲労してしまい脆弱になったせいだ。

この数百年は巨大金融資本が国家より優位な状況が続き、国家を道具として操りながら、若者を書類一枚で戦場に送るなどして、自身の強大化を推し進めていたように見える。

それが近年、巨大金融資本側の決定的な優位が崩れ始めている。

理由はいくつもありひとことでは説明できない複雑な状況なのだろうけど、大きな要因として挙げたいのはふたつだ。

ひとつは戦争があまり儲からなくなったこと。
国家同士の対立を煽ってまで得られる利益の幅が狭くなったとでも言おうか。昔は死の商人といえば兵器産業だったけど、今では製薬会社/医療産業のことだ。空爆で人命やインフラを破壊するより、人々を長年ベッドに縛り付けておく方がよっぽど儲かる。TPPの主眼が農作物や工業製品ではなく医療/保険なのは明白だと思う。
現時点で次期米大統領候補がふたりともTPP反対なのは当然のなりゆき。
国際金融資本が国家を支配しようとするやり方の典型的な在り方と言っていいようなものだ、TPPは。

あとひとつは、それこそお金自体(近代金融システムと言ってもいいし資本主義と言ってもいいけど)の制度疲労が限界を過ぎてしまっていること。利益率が悪くなりマスメディアを効率よく操れなくなったことも大きい(インターネットでの情報拡散も若干関係するかも)。
我ながら今更な発言である。資本主義が長続きしないシステムであることはそれこそ19世紀から言われていた。しかしあのマルクスですら、今日のUSAでの極端な貧富の格差は予想できなかったのではないだろうか。

すでに賃金労働者という名の奴隷は再生産を継続できないほどの貧困にさらされる段階にさしかかろうとしている。
二世代ぐらい前の日本では大学出のサラリーマンひとりの稼ぎで一家五六人を養っているなんて光景は珍しいものではなかった。しかし今では共稼ぎの夫婦ですら子供二人を大学にやるのは難しい。

FRB(連邦準備制度委員会)が民間企業/株式会社であることを私はリーマンショック時まで知らなかった。まったく不勉強はなはだしく恥ずかしい限り。
世界を牛耳っている少数の金持ちは実際にいるし強大な力を保持しているのだろうけど、そういった人たちですかもう混乱を収束させる手腕を持ち合わせていないかのようだ。

現時点(2016年8月)で今後世界経済にどのような災厄が訪れるか冷静に予測できる人は地球上にほとんど居ないのではないか。専門家ほど歴史上類のない事態を目の前にしているという感慨が強そうだ。

なんか、あまりにもまとまりのない雑文になってしまったけど、書き直すのも面倒なのでこのままアップしてしまおう。

もしかしたらお金というものが何の役にも立たなくなるかもしれないという予想を持ちながらも本末転倒な言い方になってしまうが、もうちょっとまとまった貯金なりがあれば、生活防衛に走り回ることになるだろうし、それなりに打つ手があるような気もするわけだが、まあ今のところ手をこまねいて状況を眺めるばかりである。

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