葉月のスキズキ

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zoom RSS ノストラダムス(その七)

<<   作成日時 : 2007/09/07 05:43   >>

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この本によると新世紀をむかえるころ日本と中国の連合軍が攻めて来て欧州の基督教文明を滅ぼしてしまうらしい。恐ろしい話である。

世に「聖マラキの預言」と呼ばれるものがある。12世紀のアイルランド出身の大司教で後に聖人にも列せられた人物の手による歴代のローマ法王へ寸評という形を取る預言で贋作疑惑の濃いしろものだがカトリック国を中心に知名度は高い。その「預言」が理由も告げず112代のところで終わっているため、この時点でバチカン(法王庁)が滅びてしまうと恐れている人はけっこうな人数になる。バチカンといえば竹中工務店や裏千家よりも長い歴史を誇る組織なのでそれがなくなってしまうとなればそれはもう一大事なのである。

ムッシュウ・ドゥ・フォンブリュンヌが『歴史家預言者ノストラダムス』を書くにあたって「聖マラキの預言」も念頭にあったことはまず間違いない。
しかし予言性はひとまず置いておくとしても、『百詩篇』には字面を見ている限りバチカンと詠んだと思われる詩が多いのも事実である。あと仏王室と夜空の星を詠んだと思われる詩も同じくらい多い。ノストラダムスの生活環境を鑑みれば当然だが。
112代で終わってしまうとしたらヨハネ・パウロ2世は最後から3番目の法王である。最期の審判も近いのだろうか。

それにしても日本と中国の連合軍。確かに怖い。

私は今まで句集を出そうと思ったことはなかったが、このエントリを書き進めて行くうちに何か句集を出してみたいという気持ちになってきた。
幸いなこと(?)に葉月俳句には何言ってんだかわからないといわれるものが多い。要するにヘボ俳句なわけだがそれは言わない約束。そんな自作の中から特に意味の通りにくいものを千句選んで句集を組む。題名は『新世紀滝壺』がよいだろうか。
さらに念のため、下手くそな仏蘭西語か西班牙語かエスペラント語か判然としないような翻訳もついた特別限定私家版も二十冊ぐらい作ってしまう。翻訳タイトルはCenthaikais(百句篇)。字が下手なので署名はしないがシリアルナンバーくらいつけてもいい。

五十年も経つとどこかで災害が起こったとき葉月がそれを予言していたことに誰かが気づくようになる。やがて世界各国に葉月研究家が増え、葉月の残した千句に対してありとあらゆる解釈が試みられるようになり、葉月の予言の的中率は100%だと言われるところまでくる。
このころになるとどういう訳か葉月は姫路出身で配偶者は音楽家だったという説が流布するようになる。その配偶者は武蔵野音大出身のピアニストだったのか桐朋学園出身のヴァイオリニストだったのかで葉月研究家の間で論争になったりもするというようなことを期待してみるのも楽しいかもしれない。

五十年後百年後にどんなに話題になったところで印税収入には結びつかないのではあるが。

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葉月のスキズキ
2008/03/20 21:25

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