葉月のスキズキ

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zoom RSS 北沢川

<<   作成日時 : 2007/05/09 10:37   >>

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日の長いこの季節になると自転車で出動することが多くなる。人が寝静まったような時間の方が気楽かつ安全に走ることが出来るという意見も耳にするが、少なくとも私は日の照っている時間帯に走るのが好きだ。

前にも書いたが赤坂に向かうときには蛇崩川の遊歩道を通ることが多い。それなりに道幅もあり歩行者も多すぎず走りやすい。
蛇崩川の蛇崩橋や青葉闇  葉月

である。おそまつな句だ。おそまつでした。

最近時間的に(むしろ気分的にか)余裕があるときは時々ルートを変えて北沢川沿いを走ることがある。
ここは蛇崩川遊歩道と違い完全に蓋がされてしまっているのではなく流れが地上に出ている。蛇崩川が典型的なように、都市部では河川に蓋をしてしまってその上が遊歩道的な公園になっていることが多いが、北沢川は流れが見える形の遊歩道。
意外ときれいなせせらぎを代田から三宿辺りまで鑑賞しながら走ることが出来る。大きな石をたくさん使って整えられた水深のほとんどないような流れ。三歳の子供でも溺れる心配のないせせらぎが約一キロほど続く。
川岸には何種類もの花を見ることができる。区役所の職員が植えていくとも思えないので植えているのは近所の人たちだろうか。
屋外の公共の場所なのに、まるで映画のセットやプラモデルのジオラマを思い出させるような風景。川とはもちろん自然の一部なのだが、この場合ずいぶん園芸的というか人工的な印象を残す。すこし無茶を言えば、日本人の自然観や東京郊外の生活意識を象徴しているようにも見える。

じつは家のあるつつじヶ丘と用のある赤坂五丁目を直線で結ぶと、だいたいこの北沢川あたりに重なる。しかし最短距離にこだわって直線的に走行すると渋谷を抜けなければならなくなる。さすがに渋谷はいつも自動車が多く自転車で通過しようとすると排気ガスを大量に吸い込むことになる。ビクトル・ユーゴー的に表現するなら「ああ不憫!」(LesMiserables)である。

どの川を選ぶにしろ、山手線付近ではやや南に迂回して広尾高校裏の坂を登ることになってしまう。四童さんの文学的功績を鑑みれば、「広尾高校裏の坂」なんて座りの悪い名前ではなく将来は「四童坂」と呼ばれるようになることはほぼ確実だが、時代の半歩先を行く「葉月のスキズキ」としては「四童さんのバカヤロウ坂」と呼ぶことにしたい。

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葉月のスキズキ
2007/05/28 17:03

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